不動産登記変更の手続き

離婚の際に、元妻との間で、いわゆるお金の問題に関する、公正証書を交わしました。

その項目のひとつに、住宅ローンは私と元妻との連帯債務となっているがこれを、私だけの単独債務に切り替えるという約束があって、住宅ローンの取扱会社である銀行に手続きを進めてもらっていたのが、本日やっと完了しました。

昨年8月に申請してるのに、全く「どんだけ時間かかるんじゃいワレェ!」という感じです。提出して3ヶ月後ぐらいに、平気で記載内容に不備があるので、修正して欲しいなんていってきます。

その際、印鑑証明の期限が切れたので再提出しろだの、離婚で妻の住所・氏名が変わったので(あたりまえじゃないか)住民票、戸籍謄本をもう一回取り直せだとか、収入証明が必要なので出せとか、3ヶ月毎に1回、1つずつ書類処理仕事しとんかい!お前らはぁー!!

手続きとしては、建物の元の所有権が、自分2/3、元妻1/3の共同所有だったので、元妻の1/3分を元私に譲渡を受けるかたちで譲り受け、その上でローンの名義の変更手続きを行いというもの。

手続きにかかる費用、しめて133,950円也

はぁ やれやれです。

まぁ、これで、場合によれば、ちゃっちゃと売っぱらってしまうことも出来るわけですからね。
ローンはたっぷり残ってますが、今の相場だとちょうどローン残高ぐらいかなぁ。

チョビ
写真と本文は関係ありません。

狂犬病予防注射

毎年1度、狂犬病の予防注射を受けます。
まったくもって「春だよなぁ」という金曜日の昼下がり、場所は近所の集会所です。
注射は、首輪の後ろあたりの背中の皮をつまんで「ぷすっ」と、一瞬の早業で終了。

でもって、こいういうのをもらえます。

PAP_0027

GEROPPAが子供の頃は、玄関の木戸の上の方に、NHKの受信聴取のステッカーとかと並べで、これを張ってあった家がけっこうありましたね。この、ぴかぴかのアルミのプレートをもらうのは、なぜかちょっとだけうれしいのです。

「攘夷」と「護憲」―幕末が教えてくれた日本人の大欠陥

先日の「右翼と左翼」からの流れで、日本の近代の政治・思想をもう少し理解するには、江戸から明治に至る「尊皇(尊王)」と「攘夷」についておさらい、ということでこの本。

「攘夷」と「護憲」―幕末が教えてくれた日本人の大欠陥
井沢 元彦
徳間書店 (2005/12)
売り上げランキング: 90257

「右翼と左翼」では浅羽氏の述べる、現代のサブカル的な右翼による「理念なき現実容認」、理念なき左翼による「現実を見ず、論理もないただの批判」が問題提起されていました。

本書で作者は、江戸時代の「攘夷」思想を例に、著作の時期によるものもあるとは思うが、「現実を見ないで理念のみで空論を展開する左翼」を批判しています。

ただし、タイトルから期待した、「攘夷」と「護憲」の日本史の中での思想の連なりについて述べられたものではなく、幕末の「現実と乖離した攘夷思想」になぞらえて、現在の左翼的勢力が「護憲」を訴えることで、いかに愚かでで非現実な夢遊病者のごとく語られているだけで、目的の「護憲」思想へ連なる、日本史の変遷は本書では語られていません。

とはいえ、「攘夷」とは何なのか、日本の鎖国から開国に至るまでのダイジェストを知る為には良い本です。

ロースカツカレー@ココ壱番屋

昼食は、ココイチでカレー。

ここでは、いつも、入り口からいちばん遠いカウンターの隅っこの席に座り、5回のうち4回はロースカツカレー2辛ライス普通をオーダーします。昼食は可能な限り短時間で済ましたいGEROPPA としては、「がんば亭」と並ぶ2大昼食スポットです。

ロースカツカレー2辛@ココ壱番屋

いつ来ても、いい意味でも悪い意味でも、店員全員が昨日入ったばかりじゃないのって感じの対応が不思議です。

このお店だけなのかなぁ。

花は桜木

この、ブログのタイトルは、下の西行の歌の一節。

願わくば 花の下にて春死なむ その如月の望月のころ

「花は桜木、人は武士」ということで、花と言えば桜なのです。

とはいえ、花見となると、あちこちから漂う焦げた肉の匂いや、メガネぐらいしか似ていない、アンジェラ・アキとか、ケツメイシとかナオタローとか、出来れば避けたいものがいっぱい。

あと、花見なのに、家庭の不和を持ち込んで、周りのお祭り気分を、強力な暗黒の渦に引き込んでブラックホールと化している家族なんかもいたり、そんなにまでしなくてもと思うほど、子供を叱る母親とかと隣り合わせる危険を考えると、ちょっとぞっとします。

なので、桜の枝をゆらし、舞い散る花びらと喧噪の間を、通り過ぎていく、春の風のように、歩いて楽しむが、GEROPPA流です。

でも今夜は、いつになく花の下にいたい気分だったので、夜の散歩がてら、酒とツマミ(麒麟淡麗グリーンラベル350mlを2本と、フジの出張販売コーナーで夕方6時に半額になるまで何度も店内を廻って待ってから買った鶏の肝煮:525円の半額と、豚足:同じく525円の半額)を持って、近所の散り際の桜並木の下のテーブルで午前2時の花見です。

ガスランタンを持って行ったのですが、撮影するには暗過ぎたようですね。

午前二時の花見1午前二時の花見1

桜咲く権現温泉(松山市権現町)

昨夜は、「通」と「松山バーガンディー」でしばらくぶりにたくさんの飲んだので、朝から権現温泉でひとっ風呂です。

権現温泉の桜

建物を取りまく桜並木は、満開でこれまた気分がよろしい。

まずは、さっと湯船につかったあと、いつものように、サウナと冷泉浴を2セット。

冷泉にはゆっくりつかります。手足の先で冷やされた血流は、静脈を通じて、サウナで焼けた心肺を冷たくする感覚が好きなのです。

そのあと、また湯船につかり、朝の光が一杯に入る、大きなガラス窓の前、ひんやりとした御影石の浴場の床に寝そべって、あれこれ、考えるでもなく、ただぼぉっと、天井を眺めるのは、いつもどおり。

おだやかな良い朝です。

春、ホタルイカ@松山市二番町海風土屋 通 

久しぶりに来ました。愛しの「通」

春ですね、ホタルイカです。

ホタルイカ@海風土屋通

焼酎も、春らしく「さつま寿 桜」

桜

春野菜の天ぷら

春野菜の天ぷら@海風土屋通

焼酎も進みますね。
二杯目は「さつま白波 かめ壷仕込み」
やわらかな味わいですね。

さつま白波

まだまだ、ということで三杯目。
「夢幻 黒麹仕込み 知覧醸造」

夢幻

四杯目です。
「紅酒造 薩摩酒造株式会社(明治蔵)」
もう、なんだか隣のお客さんと、なごり雪とか熱唱しててわけわかりません。

紅伝承

ごちそうさまでした。

進学塾

長男は、中学三年生。今日、塾に入校の手続きと同時に、5教科の実力テストを受けました。

高校受験対策を今まで、何もやってなかった我ら親子、初めての受験への取り組みです。

塾の説明による志望校への合格ラインの計算方法としては、

①内申点

 算出方法
  a) 通知票9教科の平均数が、5段階評価の4だったとして、4×9=36
  b) aが3年間同じだったとして 36×3=108 →これが内申点

②入学試験

 1教科50点満点×5教科で250点満点。

志望する高校の合格ラインは、①内申点100点+試験200点=300点とのこと。

厳しい挑戦だが、お前なら大丈夫だ。
息子よ、頑張れ!!

真鶴 川上弘美

このブログではお馴染みの、川上弘美さんの最新作「真鶴」です。

真鶴
真鶴

posted with amazlet on 07.04.06
川上 弘美
文藝春秋 (2006/10)
売り上げランキング: 42134

主人公は、ある日、過去に失踪し、生きているのか、死んだのかわからない夫を求め、この世のものなのか、あの世のものかわからない「ついてくるもの」に導かれ、真鶴に向かう。そこは、彼岸と此岸の間にあるかのような真鶴の海。

登場する、すべての人と世界はあいまいで、それぞれの自我は、輪郭だけを残して、ふわふわと漂いからみあっている。現実と内面の世界に境目はなく、ただ解け合って混ざりあっている。

ことばがもつちからと、独特の文節のリズム感。こんなにごっそりと、物語の世界にひき込まれる体験は初めてです。

否定する訳ではないんですけれど、内側はもういいかなっていう気もちょっとしたりして、でも内側以外のことは書けなくて、外から見て掴んでと言うのもできないから、内側と外側をどうつなげていこうかと、このごろ考えることです。

(中略)

内側は内側、外側は外側と、単純に分かつだけではいられないっていう感じが、これはたぶん、書いているうちにわかってきたような気がします。(新潮社:考える人 2007年春号)

「センセイの鞄」では語られていた、内側の世界が「古道具中野商店」「夜の公園」と続く、外側からの世界を描いてきた川上作品も良かったですが、この作品は、本当にど真ん中の川上弘美を見せられた感じですね。

この素晴らしい作品から受けた感動を、語る言葉を持ち合わせていないのが残念でなりません。

骨付鶏(おやどり)@一鶴(高松太田店)

久しぶりの仕事で高松。

昼食はこれまた久しぶりの一鶴の骨付鳥(ここ太田店は初めてです。)
いわずと知れた香川の有名店。「骨付鳥」は、この一鶴による登録商標です。

同行のSさんAさんは初骨付鳥。

おやどり 骨付鳥一鶴@高松太田店とりめし 骨付鳥一鶴@高松太田店

GEROPPAとAさんは「おやどり(977円)」と「とりめし(420円)」を注文。
Sさんは「ひなどり(819円)」と「とりめし(420円)」を注文。

ニンニクのきいたスパイシーな味付けと、ステンレス製の皿に浮かぶアブラ、硬い肉の食感と、かぶりつくダイナミックな食べ方など、すべてが合わさって、この料理のおいしさがあるのでしょうね。
でも、やっぱり「とりめし」じゃなくて、ビールと合わせたいですね。

肉つながりの話題で、「近頃じゃあ、豚しゃぶまで、イベリコ豚だよね」なんて話してたろころ、Aさんの奥さん「イベリコ豚」のことを、ずっと「イベリ小ぶた」だと間違ってたらしい、たしかに「イベリ子ぶた」でもうまそうだけど。

この一鶴ですが、香川以外では、大阪や横浜にもお店があるようですね。
それ以外の地域の方は通販もやってるので、食べたい方はお試しあれ。