マッチポイント
角川エンタテインメント (2007/02/02)
売り上げランキング: 837
目的は、もちろんスカーレット・ヨハンソンを見るためです。
「ロスト・イン・トランスレーション」以来、彼女の大ファンですからね。
彼女が主役級で出演している作品は全部観てます。
しかも、本作品は男を惑わせる、エロティックな役どころですからね、これは見逃すわけにはいきますまい。
GEROPPA的には、彼女を観られるだけでもOKなんですが、なかなか作品としての完成度も高い!
上昇志向の強い主人公が破滅へと向かっていく心理描写が絶妙ですし、単純な悲劇として終わらさず、作中のシーンや台詞が、いくつもの複線が張られたラストへ意外な展開もよい。
さすがウディ・アレンですね、脚本が素晴らしい。
先日の、「硫黄島からの手紙」は期待しすぎたために、ちょっとがっかりしたところもありましたが、この作品は逆で、いい意味で期待を裏切ってくれて、とても良かったです。
オススメです。
GWに観たDVD
硫黄島からの手紙
ワーナー・ホーム・ビデオ (2007/04/20)
売り上げランキング: 52
言わずと知れた、クリント・イーストウッド監督作品
劇場公開中に見逃したのでDVDレンタル開始を心待ちにしていた作品。
抑えた演出がいいですね。映像もモノトーンで硬質な寂寥感が美しい。大戦末期の日本軍の硫黄島に散る兵士の悲哀と、ただ愛するものを守るということだけを希望として、絶望的な戦いに挑む姿が悲しい。
クリント・イーストウッドが、同じ戦闘を舞台として戦闘した、両国の側から描かれた2作品、渡辺謙主演ということで、米国でもかなり話題性が高かったですが、作品としても非常に品質の高い作品です。
米国映画でありながら、日本語の演出・脚本も良くできていますね。ちょっと残念なのは、日本軍兵士が「ライフル」とか「ジープ」とか言うのはどうにも気に掛かかりました。
南部 ヤスヒロ 相原 コージ
イーストプレス (2006/04)
売り上げランキング: 44958
相原コージ氏の傑作「漫歌」を題材に、高校教諭である南部氏が実際の授業で行う哲学についての副読本を書籍化したもの。
なるほど、ヒロシとブタ公はアウフヘーベンしてたのね。
小林 秀雄
新潮社 (1961/05)
売り上げランキング: 7989
西行についての批評は、原典にあるていどの知識もありおもしろい。
しかし、他の批評は自分自身の(モオツァルトについてはほぼ知識皆無)原典の理解が足りないなあ。
森本 梢子
集英社 (2007/04/19)
売り上げランキング: 470
「ごくせん」完結です。
篠原先生>慎へとつながるラストの展開は、うまくまとまりましたね。
店を変えて、松山バーガンディー
先日、せっかくセッティングしていただいた約束を果たせなかったのでお詫び。
ビネール・ピノ・ノワール・ヴァン・ダルザス2005
ブルゴーニュのピノとは、またひと味違ってこちらはアルザスのピノ。
ほどよい果実味がよい。
3杯目はボルドー
シャトー・フェラン・セギュール 1988
ここのところブルゴーニュが多かったので、久々に飲んだ、しっかり熟成したボルドーはやはりおいしい。
Chateau Phelan Sehur 1988
フランス>ボルドー>メドック>サン・テステフ
カベルネ・ソーヴィニョン60%、メルロ35%、カベルネ・フラン5%
2杯目もブルゴーニュ
クロ・デ・ランブレイ 1995
やはり、グラン・クリュ。
深みと複雑な味わいが印象的で素晴らしい。
Clos des lambrays grand cru 1995
domaine des lambrays
フランス>ブルゴーニュ>モレサンドニ
ドメーニュ・デ・ランブレイ(モノポール)