全般

20時過ぎの高速バスターミナル

意味不明な前エントリーからお察しのとおり、がらにもなく凹んでいたGEROPPAです。

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とまあ、そんなこともありながら、今日は高松で仕事。

実は私、クルマの運転(特に高速道路)がダメなのです。
何がダメかというと、運転しているとすごく眠くなるからなのです。もうホント、次々と襲い掛かってくる睡魔との闘いで、辞世の句など詠みつつ命からがら目的地にたどり着くという感じです。

さらに、今日は抗生物質を服薬中なので、クルマの運転など論外という状況。
まあ、一人だと、高速料金&ガソリン代を考えると、バスの方が安く(松山<=>高松間往復7200円)付きます。(あとは目的地であちこち移動するときのタクシー代との兼ね合いですね)

なによりも、高速バスでの移動中は集中して仕事が出来ます。読書も出来ます。まとまって2時間、自由に使える、周りから遮断された世界があるなんて贅沢そのものですね。今日は、以前に一度読んで、もう一度じっくり読みかえしたいと思っていた「ワインの本(辻静雄:著)」を読みました。ワイン(フランス)の教科書といえる良書。初心者はまずこの本から入るべし。ですね。

ワインの本
ワインの本

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辻 静雄
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写真は仕事帰りの「ゆめタウン」の前の高速バスのバス停です。
20時過ぎのバス停は、各方面への最終便が発車する時間帯、乗車する人と同じ数だけ見送りの人がいました。

大阪行きのバスには、照れくさいのか、目線を合わせない息子に、一言二言声をかけてそっと手を振る母親。高知行きのバスには、単身赴任先から家族の待つ家に帰る不倫相手の男性を、しばしの別れというだけでなない、複雑な表情で見送る女性(勝手な想像ですが間違いなし)。

なにやらここにいる人たちの、日常の小さな裂け目から感情のひだのようなものが、見え隠れしているような場所なのかなぁなんて、考えたりするやっぱり凹みモードのGEROPPAでした。 

「サヨナラ」ダケガ人生ダ

コノ杯ヲ受ケテクレ

ドウゾナミナミ注ガシテオクレ

花ニ嵐ノタトエモアルゾ

「サヨナラ」ダケガ人生ダ

    ~井伏鱒二『厄よけ詩集』

勧 君 金 屈 巵
満 酌 不 須 辞
花 発 多 風 雨
人 生 足 別 離

~「勧酒」 于武陵

人生には出逢いがあり、別れがある。

別れが悲しいのは、出逢いが特別だからなんだ。

久保落選!

まさかの落選、久保涙「またか」- nikkansports.com –

久保選手がワールドカップ日本代表メンバー23人枠から落選しました。

記者会見の模様をテレビで見ましたが、こんなにちゃんと話している久保選手を見るのは、初めてです。

「自分が残れなかったのは残念だが、選出されたメンバーを応援したい」という内容の短いコメントでしたが、時折見せる、遠くを見るような表情から、その無念さが画面を通して伝わって来ました。

この遠くを見るような表情ですが、最近の代表戦の試合中にも、ときどき見せていました。体調が万全なときのプレーのイメージが現実とあまりにも遠いところにあるため、それをイメージするときに、あのような表情を見せていたのではないかと思います。

記者会見で、遠くに見えていたのは、遙かドイツの地でのワールドカップ、予選第3戦の対ブラジル、ジダの長い手を抜けて、ゴールへ向かうボールを思い浮かべていたのではないでしょうか?

ソフトバンク、アップルと携帯で提携

ソフトバンク、アップルと携帯で提携

ソフトバンクと米アップルコンピュータは日本での携帯電話機事業で提携することで大筋合意した。アップルの携帯音楽プレーヤー「iPod(アイポッ ド)」内蔵機を共同開発して年内にも発売する。ボーダフォン日本法人買収で携帯市場に参入したソフトバンクは、ブランド力の高いアップル製品を、NTTド コモとKDDI(au)に対抗する切り札とする。アップルは携帯電話機市場に参入し、世界で音楽配信と組み合わせた事業を展開する。

ソフトバンクがVodafoneを買収した時点で、私が「ソフトバンクに携帯ビジネスでやって欲しいことリスト」の、2番目、最も理想的な提携シナリオ「iPodブランド(提携)音楽ケータイ」です。やりましたね孫さん。(ちなみに、1番は「VoIP(スカイプフォン含む)の登場」です。

以前 DoCoMoのタワーレコードとの提携の際「ドコモがタワーレコードを傘下に」の記事で、iPodとの競合関係はケータイキャリアにとって、非常に重要なポイントだと書きました。
今回は、ソフトバンク+Apple(iPod)のブランドも併記する形での提携となるようです。もしかして、ジョナサン・アイブのデザイン??って期待ができそうですね。これが実現するなら成功は間違いないです。

Google Trends が面白い!


Google Trends が面白い!

Googleで指定されたキーワードの検索数が一定期間でどのように変化しているかがわかります。
SEO/SEMの手法として、あるキーワードに対して、まさに今、話題が盛り上がっているのか、それともピークを過ぎてしまっているのか知ることができますね。

今、GEROPPAが注目しているTV番組に、フジテレビで4月から始まった「くるくるドカン~新しい波を探して~」という番組があります。(このなかの「さざ波芸人」 – 進行役:松嶋尚美- という、まだブレイクしていない芸人を、特定の第2検索ワード【たとえば「芸人 マニアックものマネ」】をもとにピックアップしてスタジオで実際に紹介するコーナーがお気に入りなのです。)

で、その番組中の別のコーナーで「ゲスト検索チャート – 進行役:青木さやか」というのがあって、内容はというと、毎回登場するゲスト(昨夜は、YOU)に関して、直近の2年間の検索数の変遷や、第2検索ワード(「YOU- 第2検索ワード」のように、ある語句について絞り込み検索するのに用いられる語句)の順位を見ることで、そのゲストを国民がどう見ているかを探る。というコーナーがあります。

この番組では、Yahoo!Japanからデータの提供を受けてやっているそうですが、番組でやっているコンセプトそのものが、このGoogle Trendsを使うと、自分一人で楽しめちゃいます。

お気に入りの芸能人や、話題のキーワードがどうなってるのか、やり出すと止まらない感じですね。

で、こんなのやってみました。

●波田陽区 ●ヒロシ ●オリエンタルラジオ

懐かしい名前が並んでますね、波田陽区さんどっかで話題がなくなっちゃってます(-_-;)
ヒロシさん、まだ話題はありますが・・・なぜかKumamotoで人気です。
初期のお笑いブームを、それぞれ独自なスタイルで盛り上げてくださった両名、どうもお疲れ様でした。
まあ、オリラジもそんなに長くは続かないでしょう。

他にはこんなのもやってみました。


●au ●DoCoMo ●vodafone

DoCoMoさん、こりゃ頑張らないといけません。
端末普及台数と、話題量とが完全に逆転しちゃってます。

みなさん、面白いですよ。ぜひお試しあれ。

ちょっと疲れ気味。

昨夜は、社内で私が運営する二つの部門のひとつ、若い女性ばっかりのスタッフ部門の新入社員歓迎会がありました。
場所は三番町の「ティピティーナ」無国籍料理のお店。
このメンバーでの飲み会は随分と久しぶりです。さすがに若い女性達、会社の男性社員の話題でひとしきり盛り上がってました。
飲み放題コースの料理は、サラダ、チーズフォンデュ、生春巻き、唐揚げネギソース、チャーハン、チョコレートフォンデュ。若い人が中心の客層なので、ボリュームもたっぷりです。
チョコレートフォンデュ
写真はチョコレートフォンデュファウンテン。コレうちにも一台欲しいなぁ。

二軒目は久しぶりに「ル・クラブ」。ワインをグラスで2杯とチーズを少々いただいて解散。

最後は一人でいつものグラン・クリュ。
今夜はグラスで2杯。

まずはこれと
2001 リュショット・シャンベルタン <ジョルジュ・ミュニュレ>
2001 リュショット・シャンベルタン <ジョルジュ・ミュニュレ>
Ruchottes chambertin <Georges Mugneret>
ブルゴーニュのグラン・クリュですね。
薄いルビー色の、豊かな香りと、複雑な果実味ながらなめらかな感じでとてもおいしいワインです。

で、もう一杯はこれ
2002 ル・クロ・デ・フェ
2002 ル・クロ・デ・フェ
Les Clos des Fees
元フランス最高ソムリエが、南仏ラングドックで1998年から製造を始めたドメーヌ・ド・クロ・デ・フェ。
濃厚な色合い、複雑な香り。口当たりは良いが力強い味わいのワイン。とてもおいしい。

ところで、昨日はみんなに「ちょっと疲れてるんじゃないの?」って言われました。
公私ともに多忙を極めているとはいえ、飲みのときに疲れが顔に出るなんて、やっぱトシですかねぇ?
案の定ですが、今日は朝から具合が悪く頭痛に、鼻水ズルズル、どうも風邪みたいですね。まずは体調を整えて、当分飲むのを控えることにします。

「知的生産の技術」から「GTD」そして「Life Hacks」

先日の「連休初日」というエントリーで紹介した「Life Hacks」ですが、かなり実用的な手法が書かれていますが、まずは基本を知るために、この2冊を読んだ後に応用として読むのをオススメします。

まず、最初の一歩。

この本では、筆者のあらゆる情報を「整理」することへの飽くなき情熱と、タイトルにあるとおり「実際の技術」が紹介されています。現代人が得ることの出来る情報の量は膨大になっています。情報を整理することに問題を抱えている方には、必読の一冊でしょう。

知的生産の技術

知的生産の技術

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梅棹 忠夫
岩波書店 (1969/07)
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さらに一歩踏み込んでコレ。

現代の仕事術について書かれた、優れた技術書。
「Life Hacks」の冒頭で「百式」の管理人である田口氏によって紹介されている「GTD(Getting Things Done)」です。一年ぐらい前に購入したのですが、まさに目から鱗が落ちまくり。
間違いなく、今抱えている問題が解決します。

仕事を成し遂げる技術―ストレスなく生産性を発揮する方法

デビッド・アレン 森平 慶司
はまの出版 (2001/09)
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若さの最後の方

昼に買ってきた「もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング」で遊ぶ。

東北大学未来科学技術共同研究センター 川島隆太教授監修 もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング

「あなたの脳年齢は36歳です。」という、なんか中途半端で微妙な判定。
実年齢より6歳若い。が、なんか素直に喜べないなぁ。
考えてみると36歳ってなんか中途半端な年頃なんだよね。
まだ腹が据わってなくて、若さの一番最後の方って感じ。

新入社員歓迎会

今夜は、新卒入社の新入社員の歓迎会です。
場所は、イヨテツ会館で料理は中華のコース。

前回の忘年会のときより、一人あたりの予算を多くとったのでしょう。料理の点数、食材、味ともに満足のいくおいしさでした。

二次会は「Diva(ディーバ)」で、ずっとダーツ。

最後は、お馴染みの「グラン・クリュ」で、グラスワインを3杯。

「先日飲んだ、Passopisiaro[2003](パッソピシャーロ)がおいしかったんだよね」というと、濃厚なワインというと、これもオススメなので飲んでみては?ということで出してくれたのがこのワイン。

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オーストラリアのPeter Lehmann[1999] Stonewell Shiraz(ピーター・レーマン ストーンウェル・シラーズ) 濃厚な味わいで、ガツンとくるシラーズ100%のワイン。かなりうまい。

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二杯目は、南仏ラングドックのワイン Domaine Leon Barral[2001](ドメーヌ・レオン・バラル) このワイン、ブラインドであのCH.マルゴーを破ったというだけあって、奥深い味わいのワイン、こいつもスゴイ。

SN310155.jpgで、最後は フランス、アルザスの白ワイン Furstentum Vieilles Vignes 1998 Paul Blanck(フルシュテンタム ヴィエイユ ヴィーニュ ポール ブランク) 一見して金色がかったいかにも濃厚そうな白ワイン、味わいはというとスピードワゴン井戸田が「あまぁ~い!」って言いそうですが、様々な果実味を感じる複雑で濃厚な甘さ。料理とかに会わせるのは難しそうですが、こういうワインバーで楽しむのにはいいワインです。

ということで、本日も飲み過ぎた夜でした。

相談にのる。

元部下のM君より電話で「相談がある」とのこと。

てことで、おなじみの二番町「通」へ。
そこでバッタリ社長と遭遇。(というか、この店は遭遇率かなり高い。)

食べたのは

  • 刺身(カツオ、サザエ、アジ)
  • 白子のサラダ
  • 春の山菜の天ぷら など

飲んだのはビール2杯と以下の焼酎三種

  さつま寿が、味わいが深くなかなか良い。

肝心の相談はというと、M君、どうやら部下の指導に関する悩みらしい。
そこで自分でも、つい最近、社長に教えてもらって知ったこの本をススメました。


コーチングの技術―上司と部下の人間学
菅原裕子

タイトルのとおり、具体的なメソッドがわかりやすく示された技術書です。

人は潜在能力を備えた存在であり、できる存在である。
人はよりよい仕事をすることを望んでいる。

二軒目はM君とル・クラブ、三軒目は一人でグラン・クリュとワインバーをハシゴ。
いつものことで飲み過ぎですね。 

飲んだのはこのワイン。

  • シャンポール・ミュジニー[1997]コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ
  • シャトー・クリフ・ド・カップ・ ドール[2000]
  • パウ゛ィヨン ルージュド CHマルゴー[2000]


Chateau Griffe de Cap d’Or 2000
シャトー・クリフ・ド・カップ・ ドール