全般

えりまきいぬ

シッポの付け根のあたりがかゆかったのか、自分で噛んでて毛が抜けて、でもって、そこをなめ過ぎたみたいで、炎症を起こしてこんなことになりました。

ということで、病院で患部の周辺をバリカンでカット。患部をなめないように、素敵なえりまきを付けてもらいました。かなり不自由のでへこんでいるのか、いつもの元気がない。

犬小屋へは、入り口が通れなくて入れないし、庭を歩くにも、木と木の間とかあちこちでひっかっかって、そのたび悲しそうな顔するのがせつない。かわいそうなんだけど、ちょっと可笑しくもある。

休日、映画「チャーリーとチョコレート工場」を見る。

小4の次男と一緒に見てきました。
作品のほうはというと、映像が美しくて、娯楽作品としても一級、ファミリー・ストーリーとしてのメッセージも素晴らしい、ほんとうに良い作品でした。

ティム・バートンとジョニー・デップみたいに、この人となら最高の仕事が出来る」パートナーがいるっていうのは幸せなことだよね。なんていうかこうお互いの理解のレベルが、もう他の人じゃ絶対だめなんだって感じかな。

この作品のために、来日してのプロモーションもかなり本気でやってたみたい。
ジョ ニー・デップが以前、なんかの本のインタビューで、「自分の子供に見せたい映画を作りたい」って言ってたのを思い出した。なんでも、ブッシュのイラク侵攻 決定を機に「こんな国で子供を育てたくない」って言って、家族でフランスに移住したってほどの親バカだからね。自分の子供だけじゃなくて、世界中の子供に 見て欲しいって気持ちなんでしょう。

とすればだけど、

なんで字幕上映だけ?

しかも字幕も難しい漢字を使いまくってました。
漢字超ニガテの我が子でも楽しめるように、もうちょっと考えて欲しかったな。

夜は、奥さんは友達と外食だそうで、息子2人と「廻る寿し舟(谷町店)」で食事。
最近息子どもデカくなってきて、特に次男が「ええかげんにせんかっ!!」とツッコミたくなるぐらい食べる。なので、外食のときの店選びの基準は、当然ながら質より量、味より価格なのだ。

この日も、次男が13皿(信じられんぐらいデカい唐揚げ含む)、長男11皿、私5皿(映画館で食ったフライドポテトで胸焼け中)で合計29皿、しかし伝票を見ると、なぜか24皿(ラッキー!)、もちろん清算の後、呼びとめられないようにマッハで店を出る。

帰ってから、録画しておいた「F1日本グランプリ」を見る。
佐藤琢磨ぁー。どうしたんだよぉー。 去年もそうだったけど、今年は特に焦ってる感じだよなぁ。
まあ、うまくいかないときは、何やってもうまくいかないし、頑張ったりすると逆に、裏目にでたりするんだよね。こんなときはあんまり自分を疑ったり責めたりしないで、とにかく信じること。そしたら、いつのまにか、なんとかなってたりするものだよ。

テンプレートを変更しました。

スタイルシートをちょっとゴゾゴゾしてたら、IEで見ると、タイトル表示がなんか変なことになってる。なので、テンプレートを変えてみました。細かいところを設定し直さないといかんな。

本棚からつながる「ブクログ」


ネット上の本棚サービス「ブクログ」に登録しました。

なかなか面白いサービスです。
まだまだこれからって、ところもありますが、その「これからこれやりますよ(やりたいなぁ)」ってことを公開してるのが良いですね。

本棚に本を登録していくと「似てるかも本棚」の人がわかったり、登録した本からは、他人の「同じものが入っている棚」が見られたりと、やってると結構ハマります。

ちなみに絶版本で、欲しいけどアマゾンのUSED相場で7000円ぐらいするから、どうしよう・・・。って思ってる、サンリオSF文庫「サンディエゴ・ライトフット・スー(トム・リーミィ著)」を登録したら、1人所有者がいました。おねがい・・・譲って。

蔵書全部を、登録するのは大変だけど、がんばって登録してみようかなって思わせる、かなり注目のサービスですね。

ThinkPadX41購入


会社で使用しているPCを新しく購入しました。
機種は、IBM(RENOVO) ThinkPadX41

ThinkPadはこれで3代目で、X20 > X31 > X41とXシリーズの発売からずっと一筋のThinkPadファンなのです。

なぜかというとやっぱり最初のX20が無茶苦茶良かったからですかね。
パー ムレスト部分はFRPに手触りの良い、微細なマット塗装を施し、ヒンジ部分から緩やかな曲線でドロップダウンして本体をカバーする、こちらも上質なベル ベットの肌ざわりの塗装を施された、パームレスト部、こちらも塗装の美しいマグネシウム外装の液晶パネル。しっかりとしたストロークを持ったキーボード。 ノッチをスライドさせて、液晶パネ ルを開けるのが楽しみになる、すばらしい製品でした。

X31になって、パーム部の素材がFRPではな くプラスチックになったため、多少 質感が下がったものの、スペック的には、当時ノートPCでは最高速&低消費電力のPentiumM 1.3GHzプロセッサ搭載、無線LANとブルー トゥース内蔵のスペックは十分に魅力的でした。

しかしながら、このお気に入りのX31も、毎日かなりヘビーに2年半も使っていると、あち こちと壊れるところが出てきました。プラスチックのパーム部にヒビ2箇所、キーボードはツルピカに擦り減ってPgUpキーが取れたり、バッテリがフル充電 で1時間持たない、ACアダプタの接点不良などなど…。そろそろ買い換えようかなということで、次は何にするかなと、検討しました。

候補になったのは、SONY VAIO TFUJITSU LOOXS TPanasonic Let’s NOTE W4 で、
ThinkPad X41の4機種。
VAIO T とLOOXS Tはどちらも、液晶バックライトがLED、とても薄くていかにも軽そう、DVD内蔵、1280×768の解像度と、スペック的には申し分ない(LOOXS にいたってはTVも見れる)。バッテリ駆動時間も長く、なにより軽い。Let’s NOTEは、モニタが12.1インチ、DVDマルチドライブ内蔵で1199gと軽く、バッテリー駆動時間も8時間と長い。いずれも、日本のモノづくり のレベルの高さを世界に誇る、すばらしい製品です。

一方、ThinkPad X41ですが。目新しい技術の採用はありませんが(あ、指紋認証があったっけ)、トラックポイントとキーボードという操作系の良さ。多少の衝撃なら安心の堅牢性、あと、頚椎ヘルニアに なって 以来、画面がの文字があまり小さな文字だと、覗 き込むような姿勢になってしまって、あまり良くないので、12インチでXGAってのは、ちょうどいい画面解像度です。また1.5MhzのPentiumM プロセッサは、他の機種に対して比較優位です。

最 終的には、仕事でメインPCとして使用するということで、CPUスペック、操作系の良さ(やっぱりトラックポイント、これに限る。)、液晶のサイズなどの 条件で、x41がすぐれていること、それとこれは 少々感傷的ですが、自分が使うのは、これ が最後の ThinkPadになるだろうなぁ(中国人経営者にIBM ThinkPad ブランドがどのように理解されてるかだよね)という気持ちがあって、そういうことでX41に決定。

久しぶりのPC環境移行はかなり大変なんだけど、新しいPCのセットアップはやっぱり楽しいですね。

のまタコ

「のまネコ」おもしろいことになってきましたね。
エイベックスは、2chの自社に対するネガティブな反応は、もちろん想定の範囲内(というか狙ってたんでしょう)だったと思うんだけど・・・。
西村博之氏、得意のひろゆき.メソッドで応酬、ってことで「のまタコ」

Ajax を使った日本語 Full IME

これすごい。
Ajax を使った日本語 Full IME
Ajaxなにかと話題で期待してますが、これにはちょっとビックリ。
IMEをローカルじゃなくネットに持つことが出来るってことだから、これは超巨大で高性能な辞書をシェア出来るってことでしょ。なんか面白いことになりそう。

歓迎しました。

今日は、わが部門に新しく加わったメンバーH君の歓迎会。
場所は二番町の写楽亭。けっこう昔からある居酒屋で、最近店舗をリニューアルしたらしい。なにはともあれ、社長、専務も出席していただいて、部門全員そろって食事が出来たのが良かった。大人数になってくると、全員出席ってのがけっこう難しくなるのデスよね。
二次会は、4人抜けたメンバーで久しぶりに社長おなじみのお店へ。途中、別に飲んでた、香川・徳島のメンバーと合流し、12時前に帰宅。

歓迎会は1年ぶりかな。新しいメンバーが増えると、やっぱりこう、ビシッと気合が入ります。がんばって稼がないとね。

世界は49対51で正しいことが勝つ

フォーサイトクラブ・セミナー「ウェブ社会『大変化』への正しい対応・間違った対応」梅田望夫さん講演ログ

表題は、梅田望夫さんが講演後の質疑応答で、以下の質問に答えたものです。

質問:

総表現社会において正しい・間違った情報が出てくるだろうけど、そういうのはどうやって担保されるんでしょうか?

梅田さんの答え:

哲学的な世界観なんですけど
若い人は世界は49対51で正しいことが勝つとおもってる

日本のエスタブリッシュメントの人は、
ひとつ悪いところを見つけて全部悪いというけど
インターネットは真っ白にならない

でも、最後の最後で、ギリギリのところで善意とか人間のいいほうのことが
勝つという世界観が、インターネットに住んでいる人は実感してるんじゃないか

本質的なところを言い当てているなあと思いました。
特に「善意とか人間のいいことのほうが勝つ世界観」という言葉に対して、梅田さんが感じている「希望」のようなものに共感しました。

そこで思い出したのが、村上龍が2002年に発表した「希望の国のエクソダス」という小説です。この作品の中で、作者は「この国には、何でもある。でも希望だけがない。」と主人公の中学生達に語らせます。大人たちが作ってきた疲弊した社会に、子供達は希望を見出すことが出来なかったのです。やがて自分達だけで資金を調達し、北海道に独自の経済圏を形成して、大人たちには成しえなかった、希望ある社会を築いていきます。

現在、この小説に描かれたような世界が、現実に起こりうるに十分な環境が、すでに存在しています。ネットゲームで仮想の通貨を稼いで、オークションで販売し、現実のお金に変えるとか、ブログの広告で稼いで、株式投資を行うなど、中学生でも十分な収入を得ることができます。

それでもやはり、中学生を中心にして物語にあるような世界が、現実に起こるとは考えにくいですが、少なくとも、インターネットで、自身を表現する手段を手に入れた若者達は、「自分を取り巻く世界の仕組みは、自分達の力で変えられるんじゃないか」と考えはじめているのではないでしょうか?

今回の選挙では、マスメディアが一斉に小泉支持的な報道に傾きましたが、これもインターネット上の、ブログなどで醸成された世論が、各社の報道姿勢に影響したことは間違いありません。また、直接的にも候補者選定に与える影響も大きなものがあったと思います。

無党派層と呼ばれ、既成の選挙支持基盤を持つ政党からは、政治勢力として無視されてきた存在が、実はインターネットの世界では、オピニオンリーダーとして大きな発言力を持っていることに気づいたところに、今回の勝利者側の戦略の正しさを見ます。

梅田さんが指摘するように、インターネットの世界を知る人と、そうでない人で世界が二分されていく中、インターネットのある世界に生まれた若者達が作る世界には、「希望」があり続けることを願います。