冬場に「冷たいMacBookPro触りたくない問題」に毎年悩まされ、その都度登場するまさに暖房器具のような扱いになってきたThinkPadx240。
修理するつもりで壊してしまういつものパターン。
今年ももれなく登場し、活躍していたのだけど、ある日突然あと付けのx250要トラックパッドがペコパッカンと本体から外れてしまい、再固定しようと一度分解しようとしたときにトラックパッドとロジックボードを接続する端子が切断されてトラックパッドが効かなくなってしまった。
しゃぁないので部品取り用のジャンクx240からプリントケーブルを移植して接続しなおして組みなおし、その際にBIOS設定をちょっと変更しようとして誤ってSSDの起動ディスクにBIOSパスワードをセットしてしまいしかも(なぜか)パスワード忘れるという大チョンボをやってしまった。
さらに輪をかける破壊の連鎖。なぜかSSDに起動パスワードを設定してパスワードを忘れる。
こうなるともうパスワードを解除しない限りは弐度と起動しないのだけど、もしかしてロジックボード変えたら起動するんだっけ?てんでx250のHDDなしジャンクモデルをヤフオクで1万円で落札し、件のパスワードロックSSDを装着してみたものの解除できるわけはなく、結局そのままx250の筐体にx240で使ってたバックライトキーボードとフルHDモニタ、新品のM.2SSDを付けて組みなすことにした。
結果CPUが第4世代から第5世代に代わって少し性能アップしたのと、トラックパッドは無理やりx240の筐体にx250用のを張り付けてたのでペコペコぢたのがしっかりして快適、あとCPUがより省電力なのでバッテリーの持ちがよくなったかも。
なんかそのまま復旧するのも悔しいのでOSをelementary OS 5.1 Heraへ変更
OSはx250にWindows7PROライセンスがあったんでそのまま使ってもよかったんだけど、最近のLinuxデスクトップ事情をチェックしてみるとけっこうデスクトップも使いやすくなってるっぽいので、そのなかでもMacOSっぽいPantheonデスクトップを採用したelementary OS 5.1 Heraを導入して組んでみた。
ぱっと見はまんまmacOS。インストールも簡単なんで興味ある方は以下の記事を参考にどうぞ。源ノ角ゴシック CJK (Noto Sans CJK JP) のシステムフォントはスッキリしててWindowsのYu Gothic UIみたいに横方面にギュッとなってギュギュっとしてなくてなかなかよろしい。
elementary OS 5.0 をインストールする方法 (Ubuntu / Pantheon)
ツールやアプリは大体こんな感じ
elementary OS 5.0 Juno をインストールして最初にやったこと & 入れたツール16個
ブラウザは12.5インチのフルHDでchromeだと上部の固定パーツが多すぎで見づらい。なんでPCの画面は16:9しかないのかな(Surfaceとかは別だけど)しかもchromeはタイトルバーとアドレスバーとブックマークバーの位置が上部固定なのもなんか天地が狭いのが空が下りてきそうで息苦しい。
そのへんはある程度自由にカスタマイズできるVivaldiにしてサイドにブックマークやらタブやら持ってくれば縦サイズが最大化できるのでわりと快適。
そのほかは以下の二つを導入
- Wine – Kindle for PCを動かしたかったのでWineを導入
- ExpanDrive – OneDrive Bussinessを使うためにExpanDrive(有償)を導入
ちょっと面倒だったけど結果1万円の出費でいろいろアップグレードできてめでたしめでたし。