選挙ですね。伊予市での投票ははじめてです。
わが家の愛犬ちょびは12歳なので選挙権はありません。
人間は18歳以上に選挙権があるみたいですね。
選挙権があってする投票行動っていうのは個人の政治的活動の中ではほんの一部ですよね。
議会制民主主義における個人の本来の政治活動は代議士に対して議会への働きかけ(地方議会では一般質問、国会では質問以外に議員立法の発議)などを目的とするのが政治活動なのです。
例えば、大学生が代議士に投票と引き換えに法案成立を働きかけるのは「学費の無償化」「奨学金制度改革」あたりだと思いますね。
実際に負担する両親も集票対象になり、法案提出と成立に向かう可能性は高いと思う。
選挙で、政党や議員が提示する政治課題のメニューから選ぶだけではなく、議員に課題を提出し自らがかなえたい政治課題を解決するというフルオーダーでの選挙権の活用というのが本来の議会制民主主義における個人の政治活動の本質なんじゃないかなぁって思いますねぇ。
そして、政治参加という意味で言うと、18歳の初めての選挙においては、国政選挙よりも、身近な問題を解決するための地方選挙(市区長村議会議員選挙)において、自らが課題として提示した問題に対して議員に陳情し議会での質問を実現し(もちろん聴講にも行く)、首長からの回答を得るという、地方政治活動体験が政治参加の一歩としていいんじゃないかぁと思いました。
ぜひ、高等学校ではこういうことを実習を交えてやってほしいなぁと思います。