このNHKと民放各社が共同で行う「はじめまして、ラジオです。」キャンペーンに大いに疑問を
これはBLOGOSで、TBSラジオの加藤嘉一社長がイン
氏いわく
「ラジオは嫌われたわけじゃない、知られていないのだ
。面白いか面白くないか、戦ってもいない。TV・新聞と同じよう に「ラジオ」というものがある事を、若者に知ってもらいたい」と 。
これだけど、ほんとにラジオを若者に知ってもらう必要はあるのか?
ラジオ局で働く人やその家族にはもちろん未来はある(必要だ)が、ラジオというメ
ラジオの現状を簡単に説明しておこう。セッツインユース(ラジオを聴いている人を全て合わせた数値)は6~7%台(首都圏)。全
部の局の数字を合わせても、これしかないのだ。
その内訳を見ると
- 12~19才 0.8%
- 20~29才 2.7%
- 30~39才 4.25%
- 40~49才 7.2%
- 50~59才 9.05%
- 60~69才 13.85%
- (2011年4月 首都圏データ)
上記から各年代の2015年の人口予測(注)に基づいた人数を掛ける
18〜25歳 1,800万人 × 2%=36万人
65歳以上 3,589万人 × 14%= 502万人
(注)
人口統計データは以下を参照
https://benesse.jp/berd/center/open/dai/between/2010/04/01toku_54_b.html
https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2007/gaiyou/html/jg110000.html
2%と14%はそれぞれ上記ラジオの現状から年代別の率をアバウトに算定。
この数字を見て明らかなのは、2つの世代間でほぼ14倍の差があり、当然メインであるお年寄り層
ということは、若者に受ける番組をつくってお年寄り
ラジオは若者に秋波を送るようなキャンペーンをやめて、ただちに
キャンペーン名は「お供します、ラジオです。」で決まり。