仕事で徳島

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木曜日は仕事で徳島でした。

徳島は、私GEROPPAの郷里です。

東新町から新町橋を渡って徳島駅へ、20数年前に毎日通っていたこの場所は、青い空に向かってまっすぐに立つ椰子の木が、あのころのままで、一瞬20年前にもどったような気がします。

新町橋から徳島駅を望む@徳島市

元町交叉点の居酒屋の看板

元町交差点の居酒屋@徳島市

この「まだでよ」っていうのは「準備中」っていうことですね。

ちなみにこの「まだでよ」他にはこんなバリエーションもあります(あるでよ〜)。
「まだでよ」=>「まだですよ」
「まだじゃよ(まだじょ)」=>「まだだよ」
「まだじゃっちょんでぇーっ」 =>「まだだっていってるでしょ」

街のあちこちで徳島弁が聞こえます(ま、当然ですが)、特に女性の徳島弁がなんだかすごくカワイイ!(次に結婚するなら、ぜったい徳島の女性がいいなぁ。しかも、パン屋かケーキ屋の店員さんなら最高だなぁ。)

夜は友人と5年ぶりに飲み。

20年前とまったく変わらない(でも髪型がパンチからボウズに変わった)友人と
20年前と変わらない焼き鳥屋(他に客がいるとこ見たことない)
20年前から変わらないママのスナック(あいかわらず大変そう)
20年前からずうっと、夜の〆はココ(おばちゃん長生きしてね)

豚珍館の五目そば
五目ラーメン@豚珍館

こうやって見てみると、この国が(地方都市に限ってかな)ずいぶん長いことそんない大きく変わってないんだなって事に気がつきます。

私が、生まれた1964年から、バブル崩壊までの20年ぐらいまでのとんでもない経済成長を境に、もうこれ以上、社会全体が大きく成長することはないんだろうなっていうことを、改めて思う機会となりました。

そう考えてみると、ここ20年、変わらない(成長しない)時代に生きてきた若い世代は、社会を変えていく(良くしていく)ことへの使命感を、自分がやらねばという責任感を、自分が生きる個の国、この世界は、今よりも良くなっていくんだという希望を、自分自身の中にどれぐらいの強さで持つことができるんでしょうか。

変わらないものに「ホッ」としている自分はすでに、世の中を変えるという思いや活力が失われ、電灯の登場に抗う「ランプ売り」になろうとしているのかもしれません。

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