今夜は、松山に来て10年来、お世話になったお店が閉店する日。
最後の夜とあれば、行かないわけにはいきますまい。
ということで、まずは、「通」で腹ごしらえ。
刺身は、よこわとたこ。
よこわは、わりとやわい(やわらかいとか、くずれやすいとかの意味ですね。)魚なのですが、こうやって、さっと炙ってしめると、身がぎゅっと締まってとてもおいしい。
ちなみに、このよこわはクロマグロの幼魚のことですね。関東では「メジ」とよびます。
たこも弾力があっておいしい。このタコですが、全世界の3分の2を日本人が消費しているらしいですね。こんなおいしいもの食べないなんて、日本人に生まれてホントに幸せです。
ちなみに、パイレーツオブカリビアンのタコ船長、デイヴィ・ジョーンズを見て、「うまそう」と思ったのはオレだけでしょうか?
ししゃもですね。(もちろん本ししゃも)
漢字では柳葉魚と書くそうですが、アイヌ語で(スス=柳、ハモ=葉)といわれていたのが語源のようで、北海道太平洋岸だけに生育する貴重な魚です。こんだけ卵を抱いたメスがうまいんだから、乱獲=>減少=>希少魚ってのは、当然の流れかもしれませんね。
ちなみに、スーパーで売ってる安いのは、ほとんどが(カペリン)っていう代用魚で、ししゃもじゃありません。詳しくは、「築地魚河岸三代目 5巻:シシャモと呼ばれた魚」に書いてますよ。