村上春樹 「アフターダーク」。
アフターダーク 村上 春樹 講談社 |
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この作家の作品を読むと(すべて完読してなく、途中で読まずに放り出す)すごい違和感(異物感)と不安を感じる。生理的に合わないってのいうのはこういうことなのかなぁ。
もうこれ以上試す必要なし。「この作家の作品は買わない」リストに追加する。
塩野七生 ローマ人の生活(14)「パックス・ロマーナ(上)」
ローマ人の物語〈14〉パクス・ロマーナ(上) 塩野 七生 新潮社 |
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このシリーズももう14巻目。
かなり力を入れて書かれていた「ユリウス・カエサル」の章が終わり、初代皇帝アウグストゥスによる共和制から帝政への移行の様子が記されている。
守旧派である元老院とは対立せず、自身に権力を集中させていく手法には目を見張る。
「名 よりも実」で、権力を手に入れていく中で派手なもの、プレゼンテーション効果は高いが実利の少ない名誉職や称号は、すべて守旧派に返し、その裏で慎重 に一つ一つ権力を集中させていく様子は、人間心理を計算しつくした上の事であり、これが一人の人間の人智の及ぶ範囲の所業であれば、まさに皇帝になるにふ さわしい人物だと納得できる。
朝 ごはん、みそ汁、納豆、卵焼き
昼 弁当 ごはん、卵焼き、しめじとピーマン炒め、ほうれん草のおひたし
夜 鉄板焼肉(牛)、豆腐、えのき、いんげん 焼酎2