できそこないの男たち@福岡伸一[光文社新書]

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福岡伸一さんの文章は、生命の歴史を語る壮大な叙事詩であり、科学的でありながらも、文学的なそれを超える美しさにあふれています。

その美しさは、本書で語られた、DNAを一冊の書物(ヒトをとらえてはなさい秘密の書物)にたとえた、その書物が持つ秘密の力に彩られているからなのかもしれません。

できそこないの男たち (光文社新書 371)
福岡伸一
光文社
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私たちは、もっぱら自分の思惟は脳にあり、脳がすべてをコントロールし、脳はあらゆるリアルな感覚とバーチャルな幻想を作り出しているように思っているけれど、それは実証さたものではない。消化管神経回路網をリトル・ブレインと呼ぶ研究者もいる。しかしそれは脳に比べても全然リトルではないほど大がかりなシステムなのだ。私たちはひょっとすると消化管で感じ、思考しているのかもしてないのである。人間は考える葦(あし)ではなく、考える管なのだ。

なんとも、食いしん坊のGEROPPAには、すごく腑に落ちる説ではありますが。

生物学って?難しくないの??ってかたもおもしろいのでぜひ読んで欲しいですね。
特に、完全なる生命である女性のために、せっせと色を運ぶできそこないの男たちにこそ。

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コメント

  1. 匿名 より:

     DNAですか。貴殿の自然体の話にシンクロと共感を感じる者として選書を読んでみたくなる貴殿の文章力のほうが凄いですね。
     私の中では神経層は消化器あたりと聞き学びましたが、これはオーラソーマの色のセラピーの世界の話ですが。
     生物学にはうといのですが、
    古伝書 ほつまつたえには現代の生物学より高度でロマンチックな説もありました。PC自己流でブログ書き込みも初めてです。
     こんなコメント大丈夫なのかと!?
    色を運ぶ男?色は運んでも相手が何色と感じるか。。。貴殿の毎日の無駄のない生き方、あやからねば。道後の山辺りをドライブ中に本を読むのに最適なカフェも見つけたし、速読のみが取り得なんで福岡紳一 読んでみます。                  
               ジジ。

  2. GEROPPA より:

    >ジジさま
    コメントありがとうございます。

    福岡伸一さんですが、前作の「生物と無生物のあいだ」もとてもおもしろいのでオススメです。。

    道後周辺のカフェだと、祝谷のNEW CLASSICというカフェがオススメですよ。1階のSolaというパン屋がおいしくて有名ですが、そのパンを持ち込めたりします。

  3. 匿名 より:

    goroppa様、お勧めの「生物と~」を水曜日の映画(贅沢、貸切状態でした。!)の待ち時間に斜め読みしました。生物学は??ですが、作者は読ませてくれますね。

    「できそこない~」は本なら何でもあるっつ看板にそそられ入った書店にはなく、また出会う時にはあるかなと。

    しかし松山がしみじみ面白い街になってきました。こだわりのお店が面白いです!
     
     今日も戦友ミニを飛ばして「~蔵」で1人の時間を満喫。でも平日がいいですね。

     1人で飲みにいけるお店なんて、なじまないとないかな。。オヤジが入っていてもまだレディースデイが使える身としては難しいです。    
    焼き鳥がワインで食せるお店をご存知ならお教えください。   ジジ

  4. GEROPPA より:

    >ジジさま

    焼鳥がワインですか。

    焼鳥もワインも大好物ですが、そういえばあまり合わせてはいただいてなかったですね。焼酎や日本酒も大好物なものですから。

    私のオススメはこちらです☆

    炭心
    http://gero2.blogspot.com/2007/03/blog-post_21.html
    松山でこだわりの焼鳥屋といえばココです。ワインは多分あったと思います。

    とり泉
    http://www.chidoriya-torisen.jp/
    国内のおいしい地鶏がいろいろ食べられておいしいお店。鶏飯(けいはん)が有名です。
    少人数なら道後店がオススメです。目の前で強火の炭焼きで焼かれる香りがたまりません。

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