新年あけましておめでとうございます。

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平成三十一年 元旦

平成という時代が終わり新しい時代がはじまる。

今年は5月1日に皇位継承による新天皇の即位と改元が行われる。

昭和の象徴的な出来事であった東京オリンピックの年に生まれた。昭和の高度成長とともに成長して社会人となった。時代は平成に代わってまもなく家族を持ち、家を建て、そして家族と別れ、また新しい家族を迎え、住む場所をかえた。

31年といえば世代がちょうど一回りする程度には長い時間だ。
2020年には昭和の象徴であった東京オリンピックとそれに続く大阪万博が、平成をまたいで新しい時代に開催されることが決まった。

ヒンズー教の最高神シヴァは破壊神ルドラというもうひとつの顔をもつ破壊と再生を司る神だと聞く。この昭和(の人たち)から賜った神への供物を受け取るのは、彼らの思惑通り次の時代に昭和の繁栄を再びもたらすシヴァになるのか、それとも疲弊した社会を破壊させるルドラになるのだろうか。

自分と家族のこと

今年5月妻がステージ1⁺の子宮体癌を患い子宮と卵巣を全摘出した。ありがたい ことにその後の経過は抗がん剤治療もなく良好であるが、摘出したことによりリンパ浮腫や更年期障害などの副作用に留意しての生活が必要である。なによりもともと安定しているとは言えないメンタルへの影響もあるのでしっかりと支えていきたいと思う。

自分のことでは昨年は生まれて初めて体重が70㎏台を超えた。どこかで歯止めをかけないといけないのだろう。昨年は痛風の発作も一度も出なかったことは喜ばしいことだ。
体重減と合わせて運動をする習慣を始めたい。

5月の妻との北海道旅行は良い思い出だった。4度目の北海道だったが、何度でも行きたいところだ。
留萌に住む長男とも久しぶりに会うことができた。昨年から営業に転属になり全国を飛び回ることになると言っていた。愛媛にもくるのだろうか?
連絡ぐらいはしてきてもいいだろう。

仕事のこと

新しい取引先もできた、取引が終わった取引先もあった。
ITコンサル事業では、ありがたいことに信頼していただき仕事を依頼していただく顧客がいる。新年早々に開業間もなくたづさわった案件のリニューアルが走り出す予定。何かといたらないところばかりだった創業から、かわらずお付き合いいただけクライアントには感謝しかない。
あのころ出来なかった様々なことが今ならできるだろう、さらに顧客の事業の業績向上に全力を尽くしたいと思う。

自分の手を動かすことの技術を研鑽することについては多くは望めないが、それでも学ぶことをあきらめず、仲間の才能ある若い人(この業界ではほぼ100%自分よりみんな若いのだけど)とともに、よりサービスの質と量を追及していきたい。


一昨年、引越した先で始め、2年間順調に業績を上げてきた民泊は、法制の変更で大幅な計画の変更が余儀なくされた。4月から休業していたが心機一転して再開していく。

いずれにしても、もう少し業績を上げて、一年に一回の旅行ぐらいは毎年楽しめる程度の時間と費用の余裕を捻出しないとさすがに妻に愛想をつかされそうである。

暮らす町のこと

松山から移り住んだ伊予市郡中地区灘町の南地区商店組合である「みなみ会」での活動も今年は3年目となる。一昨年オープンし昨年には国登録有形文化財に指定された宮内邸を改修した「ミュゼ灘屋」で花火大会が有名な伊予彩祭りで「ミュゼBAR」イベントを昨年に続き開催した。

松山のスペイン料理の銘店「Vaso de oro(バソ・デ・オロ)、沖縄BARのこちらも老舗店主でFM愛媛のパーソナリティーも務めるポン川村さんのKeep on(キーポン)の2店に協力いただき、残念ながら雨で中止になった花火大会を盛り上げるイベントとして喜んでいただくことができた。今年も「ミュゼBAR」はさらに充実させたい。

さらには11月には伊予市の図書館を含む総合文化施設がオープン予定で町をあげた文化イベントも開催が予定されておりこちらも参加・貢献したいと思う。

また、郡中地区の街並み観光推進とJR伊予駅から港にかけての「国鉄通り」のにぎわいの場とする実証実験を31年度に実施するための検討会にも加えていただいた。街の魅力づくりとその発信に尽力したい。

年々正月を迎えるたびに思うのは変わらぬことの有難さである。
昨年お世話になったみなさんに、そして今年のまだ知らぬ新たな出会いに、ありがたいこの一年の始まりに、おいしい酒をまたいただくことにする。

2019年 平成三十一年 元旦

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