無味無臭の世界からの帰還

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県病院処置室

10年来の持病のアレルギー性鼻炎

もう発症して10年ぐらいになるだろうか、半ばあきらめつつも投薬を続けている持病のアレルギー性鼻炎。症状が出ると匂いも味も感じないようになる>集中投薬で治るを繰り返していたのだけれど、ここ1年ぐらいはまったく味覚も嗅覚も戻らず、文字通り味気ない毎日をすごしていた。

 

きっかけは引っ越しにともなう耳鼻科の転院

そんな鼻炎なのだけれども、この4月に伊予市に引っ越して、以前に通っていた松山市内の耳鼻科が遠くなったこともあり、伊予市の自宅近くの耳鼻科に転院し診察を受けることにしたのが先々週の話。

いままでレントゲンやCTでは検査したことがあったのだけど、今回たぶんはじめて内視鏡検査を受けて、両方の鼻にポリープが何カ所かできているのがわかった。いわゆる鼻茸というもので、これが匂いや味を感じる気道をふさいでいるのが原因で、味覚・嗅覚が奪われているのだということで、手術での除去を勧められたのだった。

耳鼻科の医師からは「手術を受けられる病院を紹介するから希望するところがあるか」と聞かれたので、愛媛では「県病院」とか「県中」という通称でなじみの数年前に新しくなった「愛媛県立中央病院」を指定した。理由はもちろん入院するなら最新設備のキレイなところがいいというのと、伊予鉄の松山市駅近くという病院を抜け出して息抜きするときの利便性を重視だ。

 

県病院での再検査 診断は難病指定の「好酸球菌性副鼻腔炎」

紹介予約を取り付けた6月20日に県病院の耳鼻科を訪れて、再検査。内視鏡とCT、ポリープ組織の採取での検査を行い、おそらく病名は「好酸球菌性副鼻腔炎」だろう(採取組織からの好酸球菌の陽性反応で確定)という診断。

この「好酸球菌性副鼻腔炎」は難病指定もされていて発症原因と根治法が解明されていないので、今のところ症状を抑えるしかないということで、ポリープは除去してもまた再発する場合がほとんどらしい。

手術するかどうかは、今やっていない経口ステロイドの投薬を2週間程度おこなって経緯をみてから決めましょうとのことだった。

耳鼻科検診 #愛媛県立中央病院

Takashi Koide(geroppa)さん(@ig_geroppa)が投稿した写真 –

 

ところがなんと!嗅覚・味覚がもどった。

そんなこんなで投薬から1週間後の26日の日曜日夕方、妻と一緒に入ったドラッグストアでいきなり嗅覚が復活。久ぶりに嗅ぐケミカルな芳香に、思わずガッツポーズで小さくジャンプ、妻がびっくりして「どうしたの?」というので「匂いがする!」と言って妻もびっくり。

復帰以来症状も良いままを維持しているので、来週月曜に県病院での診察と生体分析の結果を聞くことになっているのだけど、この様子だと投薬だけで済みそうだ。

朝の散歩で妻に「あなたにはわからないだろうけど、今朝も五色浜はダシの香りだわ。」という、褒めているのかけなしてるのかわからない言葉にも「ああ、今朝も五色浜はダシだね」と言える日が来た、そんなことがうれしい。

 

そして始まった料理熱の再燃

嗅覚復帰以来、完全に冷めていたというかそもそも味覚なしだから、味見役の妻がいないとレパートリー以外はできなかった料理(それでも作るのは楽しい)への興味が絶賛復活中。これもまた喜ばしいことなのだけど、気がかりなのはこのままでは(妻が)太りそうなのが怖い。

 

最後に、久しぶりに「日の出ホルモン」の肉が食べたいよ。だれか一緒に行かない?

 

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